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アイビーウォール工法

アイビーウォール工法

植生限界勾配での植生が可能

対策1)
老朽化した既設モルタル斜面を高度防錆加工した線材で編んだ金網張工により抑え込み、劣化モルタルの剥落及び一般斜面の小石落下等を防止します。

対策2)
つる植物(アイビー)による植生繁茂にて半永久的に維持が不要で自然生育による表層保護を行う為、斜面に生育する環境を創成すべく削孔を行い保水・肥料・酸素を供給する植生ポットを挿入して緑化景観を創成します。

特徴

新開発の高防錆線材による菱形金網により表層安定が短期に可能

老朽化したモルタル斜面に限らず表層面を覆うことにより表層保護が可能となり耐久性も高防錆(10年以上)なので、植生群落出来るまでの維持は十分可能となります。

植生限界勾配60°以上での緑化が可能

ロストビット(無足場アンカー工法 ツールス)により50cm程削孔し、地中内部に、独自開発の竹製植生ポットを設置します。
また外部表面の雨水からも吸収する為に集水マットも設置します。
これにより水分が十分補給でき、つた植物が繁茂する為、地中に湿環境を創生します。

将来的な景観維持・モルタル劣化防止

高勾配でも、つた植物がモルタル全体を覆い植物が育つ環境を自ら整えるので、植生限界勾配斜面で緑化できなかった斜面安定と景観が維持できます。
また、つた植物が全体を覆う事で、モルタル法面を風雨や温度変化から斜面を保護するので劣化防止機能が働きます。

※既設モルタル斜面の一部分でも剥落が確認されたら施工時には同一品質で施工されているのでその既設モルタル全体が劣化していると思われます。
(モルタル拭き付け内部の空隙は認識できない為、設計時に施工範囲の明確な判断は困難!また周辺の劣化レベルも考慮する必要あり)

構造

構造
  1. ロストビット工法による削孔径70mm・削孔長50cmほどの削孔をします。
  2. 地中からつた植物への水分供給をする為、環境カプセルを孔に設置します。
  3. 表層からも水分供給する為、集水マットで水分を孔に導きます。防錆効果と強度を加えた高防錆線材金網を設置し、表層剥がれを防止と斜面保護を行います。そして、肥料・苗・培養土を混合させた竹製植生ポットを設置します。
  4. 植生環境を整えたつた植物が法面全体を覆うことで菱形網の目合いが狭められ斜面安定と環境保全が短期に達成されます。

植環カプセル/高酸素吸収体の構造

植物が育つためには、酸素と水分供給は必須です。そこで、水分と酸素が枯渇することなく植物が育つ環境を維持できる植環カプセルを独自開発しました。

五層構造

※上図の様に五層構造になっている

つた植物の特徴

  • 在来植物で全国に分布
  • 全般的に耐性に優れ、繁殖力・生命力が旺盛
品名 性質 分布地帯 成長速度
キズタ 常緑性 東北~沖縄 早い
ヘデラ適応主 常緑性 全国 早い

※上記は主の品名であり他の品名も検討しています。
※木根タイプは、つる巻きタイプでは無いので上部の木々を侵食しません。
※施工場所に適した植物を採用しています。

植生実験

植生実験

左図の実験は、水分量など条件を変え、どの条件が最も生育が進むのかを実験し、それぞれの生育の差を算出した。

 乾燥実験

乾燥実験

※cmの表記は地表から
 シーパイル設置支店の深さ。
※集水マットは設置していない。

右図の実験は、地中に同僚の水分を含んだシードパイルを挿入し、乾燥時間を計測した。

NO. 開始時(g) 2週間後(g)
A 本体:70g(含水量65g) 本体:5g(含水量0g)
B 本体:70g(含水量65g) 本体:60
C 本体:70g(含水量65g) 本体:60
D 本体:70g(含水量65g) 本体:60

※Aは一日約5gずつ減少した。

設置工程

設置工程1

①、H×1m・W×2mのピッチで削孔径70mmのロストビットで削孔し、その孔に保水材を設置する。そして、その孔に水分を導く集水マットを設置します。

2014910113940.jpg

②、ラス網を設置し、植生ポットを設置します。その際、フック状の銅線を防錆ラス網に引っ掛けることで、ポットを固定させます。

 

 

 完成図

施工前

※モルタル吹付薄落現場イメージ
施工前

施工後3ヵ月


施工後3ヶ月

施工後2年

※繁茂イメージ
施工後2年

 

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